夢のマイホームを買うにあたり、いくつかの建売住宅を見に行きました。そしてそれらの柱の細さを見て、非常に不安感を覚えました。私のかつて住んでいた家は父がとても柱にこだわっており、太く丈夫なものを注文したそうです。そのおかげか震災などでも崩れたりゆがんだりするようなことはなく、非常に丈夫な家でした。
そんな家で育った以上、物理学の観点などからはその細さでも十分に家を支えることができるとは分かっているのですが、やはり柱の太さはどうしても気になってしまうのです。結局のところ建売の新築住宅に私の望むような太さの柱を持つものはなく、注文住宅を工務店に頼むこととなりました。
太い柱はやはり高いのかかかった費用は予想よりも大きなものとなり、建売住宅と比べて1.5倍近い高い買い物となってしまいました。しかし実際完成した家に入り柱に触れてみると、ああ太い柱にして良かったと心から思ったのです。これからどんなものが来ても、この柱はきっとわが家を守ってくれることでしょう。